2018年12月の頭に開催されたPayPay祭り(100億円あげちゃうキャンペーン)に乗じてビックカメラにてMac mini 2018を購入しました。お祭り効果もあってか、在庫があるのはいわゆる”吊るし”の下位モデルのみだったので、上位モデルをベースにCTOすることに。
いろいろと悩みましたがストレージを512GB SSDへ、Ethernetを10ギガビットEthernetへそれぞれ変更。2018年モデルのMac miniは後からメモリの換装ができるようなのでケチりました。というわけでスペックは以下のとおりです。
- 3.0GHz 6コア第8世代Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- 8GB 2,666MHz DDR4
- Intel UHD Graphics 630
- 512GB SSDストレージ
- 10ギガビットEthernet(1Gb、2.5Gb、5Gb、10Gb Ethernetに対応するNbase-T Ethernet、RJ‑45コネクタ使用)
お値段は16万8264円(税込)。当然のように全額キャッシュバック(最大10万円)はハズレましたがPayPay残高で3万3652円ぶんとビックカメラのポイントで5048円ぶん、計3万8700円戻ってきたので実質12万9564円(税込)ということになります。
とはいえ容量8GBのメモリでは不安すぎるので別途購入しました。選んだのはSanMaxの「SMD4-S32G48M-26V-D」。DDR4-2666のSO-DIMM、Micron Technology製のチップを採用した16GBモジュールの2枚セットです。エルピーダはなくなってしまったけれどサンマックス信者なので。パソコンショップ アークにて、ちょうどいい具合に割引キャンペーンが実施されていたため3万3940円(税込)で購入できました。
そんなわけで合わせるとなんだかんだで20万円くらいのお買い物になったわけですが、まあ良しとしましょう……。メモリは早々に到着していたのですが結局Mac miniの本体が到着したのは購入から約4週間後でした。
Mac mini 2018のメモリを換装する
さて、パーツが揃った(のは年末ですけど、放っておいたら2019年になってた)のでメモリを換装していきます。調べてみると、ロジックボードを取り出すところまでバラす必要があるもののそこまで難しくはないようです。
ただ、分解するにはTR6のセキュリティトルクスドライバーが必要となります。これはT6のトルクスドライバーの中心に凹みがある形状のもの。あまり一般的ではないため手元になく、単品販売もほぼないようなので、下記のドライバーセットを購入しました。また、メモリの換装にはTR6に加えて、T10とT5のトルクスドライバーも必要です。
裏蓋を外すと現れるアンテナプレートを固定しているネジがTR6。2種類のネジで6か所が止められているので、元に戻す際に間違えないようにしましょう。間違えても特に問題はありませんが、裏蓋にあるロゴの向きが斜めになります。
ここで注意したいのは、アンテナプレートとロジックボードとが短いアンテナケーブルで接続されているため、ネジを外してもアンテナプレートを勢いよく外さないようにすること。
回転させるようにアンテナプレートをズラして、ロジックボードからアンテナケーブルを取り外します。
続いてファンを取り外します。T6のネジで4か所が固定されており、ロジックボードに接続されているケーブルは垂直に抜き挿しするタイプです。
ファン用ケーブルに続いて、その付近にある電源ケーブル、LED用ケーブルも取り外します。ファン用ケーブルと同じく垂直に抜き挿ししましょう。これでロジックボードに接続されているケーブルはなくなったはずです。
ロジックボードは、固定されているネジを外し、背面の各端子がついている方向へとスライドすれば、そのまま引き抜けます。
メモリ部分に取り付けられている放熱モジュールを外せばメモリスロットへアクセスできるようになります。
あとは購入したメモリへ挿し替えて、これまでと逆の手順で元に戻していけばOK。トータルで30分もかからず換装は完了しました。そこまで難しい作業ではありませんが、Appleの保証がなくなる可能性もありますので、真似する場合は自己責任で。ちなみに、Apple公式で容量32GBのメモリへアップグレードすると+6万6000円(税別)です。なので半額くらいに抑えられた感じですかね。
ともあれメモリ容量32GBはちょっとやりすぎ感もあるので、一般的な使い方であれば8GB×2くらいでいいかもしれません。まあ、しばらくはこの環境で使ってみようと思います。
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