キヤノンのフルサイズVシリーズの噂情報がCanon Rumorsに掲載されています。Vシリーズのフルサイズ機はEOS R8をベースとしたエントリー向けになるかもしれないという話です。
Vシリーズのフルサイズ機が登場する可能性
将来的に、キヤノンからVシリーズのフルサイズカメラが登場すると予想しています。ターゲットであるクリエイター市場にとって「手頃な価格」に抑えるため、フルサイズラインのエントリーモデルになる可能性が高いでしょう。おそらくEOS R50 Vを大型化したようなカメラになるでしょう。
EOS R50 Vのフルサイズ版とも言えるEOS R8 Vの可能性について、いくつかの海外記事で報じられています。フルサイズのVシリーズ機にEOS R8シリーズを使うことは、価格を抑えるという意味でも合理的です。
ただし、EOS R8 Vについて直接情報を得ているわけではありません。これはあくまで他のメディアが報じている内容を紹介しているに過ぎません。とはいえ、このような製品の可能性は議論する価値があるでしょう。
Canon EOS R8 V の噂されている仕様
- 24.2メガピクセル
- DIGIC Xプロセッサー
- 4K/60P撮影対応
- 4K/120P(1.2倍クロップ)
- C-Log 3
- 4Kでの無制限録画時間
- ボディ内手ブレ補正(これは実現しない模様)
- EOS R50 Vと同じ筐体デザイン
このような展開は十分あり得ると思いますし、EOS R6シリーズをベースにするよりもEOS R8を使った方が、Vシリーズのフルサイズ機としては現実的でしょう。さらに、EOS R7 Vのようなもう一つのAPS-C機を投入するよりも、EOS R8 Vの方が理にかなっているとも感じます。
とはいえ、この種のカメラが登場するという確かな情報はまだ一切得ていません。今のところは、リークというより「希望的観測」といったレベルの話です。
Canon Rumorsも又聞きレベルなので信憑性はなんとも言えませんが、動画向けハイエンドはCinema EOSがあるので、エントリーフルサイズという線は棲み分けができているような気もします。
ファインダーレスのフルサイズエントリーならば価格面でも期待が持てそうなので、個人的にはR5 MarkIIのサブ機に良さそうな予感がしています。ただ、EOS R8ベースとなるとバッテリーはLP-E17なのかなあ……。EOS R50 Vよりも本体サイズが大きくなるのなら、バッテリーはいっそLP-E6系にしてくれたら使い回せていいんだけど。容量も大きいですし。ともあれ続報に期待です。