AI・半導体業界を牽引する「エヌビディア(NVIDIA)」の最新ニュースをまとめてご紹介します。
話題の新GPUや、米中間の輸出規制、そして国内生産の大規模投資計画まで盛りだくさん。投資家やテック好きは要チェックです!
🧠 米中テック摩擦再燃?中国向けAIチップに新たな規制
アメリカ政府は、エヌビディアのAI向け半導体「H20」などについて、中国への輸出に対し新たな許可制を導入しました。
この影響で、エヌビディアは2026年度Q1に最大55億ドル(約8,300億円)の費用を計上する見通し。
中国市場での売上減が懸念される一方、規制が逆に「米国内AI強化」へと流れを加速させる可能性も。
🏭 最大5,000億ドルを投じる!米国内でAIインフラ構築へ
エヌビディアは、TSMC、Foxconn、Wistronなどと連携し、米国内でのAIスーパーコンピューター製造に最大5,000億ドル(約75兆円)を投資する計画を発表。
アリゾナ州では「Blackwell」チップをTSMCと共同生産、テキサスではAIインフラ工場の建設が進行中。
これは単なる製造強化だけでなく、米政府の産業保護政策に対応した長期戦略ともいえる動きです。
🎮 新型GPU「GeForce RTX 5060 Ti」ついに発売!
2025年4月16日、エヌビディアは最新GPU「GeForce RTX 5060 Ti」をリリースしました。
- RTX 5060 Ti(8GB):379ドル
- RTX 5060 Ti(16GB):429ドル
- RTX 5060(5月発売予定):299ドル
DLSS 4やMulti Frame Generationに対応し、1080pゲーミングで前世代比+20〜25%のパフォーマンス向上。コスパ重視のゲーミングPCにもぴったりなモデルです。
✍️ まとめ:エヌビディアは”規制と進化”のはざまで進化中
米中関係によるリスクはあるものの、エヌビディアは規制に適応しながら、技術革新と供給強化を進めている印象。
とくに米国内生産強化は、今後の競争優位性を高める大きな要素になりそうです。
また、新型GPUのリリースからも分かるように、コンシューマ市場も引き続き重視している姿勢が見て取れます。