2025年9月9日に発表が噂されるCINEMA EOS C50と共に、2本の新レンズが登場するとの予測がCanon Rumorsに掲載されています。それによれば発表される新レンズは「RF 85mm f/1.4L VCM」と「RF 11-55mm」とのこと。
9月9日にRF 85mm f/1.4L VCMを含む新レンズ2本が登場
9月9日、キヤノンはEOS R5 Cの後継機としてCinema EOS C50を発表します。あわせて、Cinema EOSカメラと相性の良い新レンズ2本も発表される予定です。
Canon RF 85mm f/1.4L VCM
7月に、L単焦点のVCMラインアップに85mmレンズが加わるとお伝えしましたが、RF 85mm f/1.4L VCMが2025年9月9日に発表されることを確認できました。
実機はまだ見ていないため、このシリーズと同様に開放F値がf/1.4になるだろうという推測が含まれています。
現行のCanon RF VCM単焦点レンズ
- Canon RF 20mm f/1.4L VCM
- Canon RF 24mm f/1.4L VCM
- Canon RF 35mm f/1.4L VCM
- Canon RF 50mm f/1.4L VCM
RF 11-55mm
2本目のレンズについては最近になって聞こえてきた話で、まだ詳細は不明です。フルサイズ対応の11-55mmという焦点域のレンズになると見ています。確実なことは言えませんが、RF-S 14-30mm f/4.5-6.3 IS STM PZのようなPZ(パワーズーム)レンズになる可能性があります。
このレンズがどのようなものになるのか、とても興味深いところです。
更新: これは CN-E レンズである可能性もあります。
Cinema EOS C50
残念ながら、この新しいCinema EOSカメラについて共有できる追加情報は多くありませんが、いくつか注目点があります。
まず、ティザー画像からも明らかなようにEVFは搭載しません。もしかすると、約1000ドル程度の外付けEVFアクセサリーが用意されるのかもしれません。
また、EOS R5 Cにあったメカニカルシャッターは搭載されません。C50には動画/写真の切替スイッチがあり、静止画撮影も一定の性能が期待できる一方で、基本的には動画にフォーカスしたカメラになります。もし静止画性能が十分であれば、EVF非搭載でもこのフォームファクターを好むユーザーはいるかもしれません。
「RF 85mm f/1.4L VCM」は以前から噂されていたレンズであり、このタイミングで発表される可能性は十分にありそうです。もう一つの「RF 11-55mm」は急に出てきた感がありますが、パワーズームということであれば今回の発表に絡めてくるのもの納得できます。本当にフルサイズの11mm-55mmなのであれば、動画用途だけでなくスチルで使っても面白そうなレンズかも。
ここにきて同時に発表されるレンズがどちらもフルサイズ向けということは、APS-Cセンサーが濃厚とされていたCINEMA EOS C50が実はフルサイズなのかもしれません。
ちなみにCanon USAもInstagramで以下のようなティーザーを公開しています。Canon UKのものよりも外観がわかりやすい?
Source:Two New Lenses, Including an RF 85mm f/1.4L VCM Coming September 9