EOS R6 Mark IIIがそろそろ発表されそう?

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R6 Mark IIIの発表が9月15日までにありそうだとの話がCanon Rumorsに掲載されています。それによればティーザー的なものになるとのこと。

R6 Mark IIIの噂 ― 発表は間近?

ネット上でいくつかの噂話が出回っており、ここで整理しておくのがよさそうです。うわさでは、キヤノンが今から9月15日までのどこかで「ソフトな発表(ティーザー的な発表)」を行うとされています。そうなると、キヤノンはIBC(International Broadcasting Convention、国際放送機器展)直前の発表の流れにR6 Mark IIIを乗せることになりそうです。IBCはどちらかといえばスチルよりもシネマ系カメラの話題が中心になります。

今後2週間でキヤノンが複数の発表を行う可能性もありますが、R6 Mark IIは同社で最も人気のあるカメラの一つです。その後継機には、余計な話題に埋もれないよう単独で十分なメディア露出を与えたいと私なら考えます。とはいえ相手はキヤノン。時に私の常識は当てはまりません。

R6 Mark IIIのセンサー

Jan氏は自身の動画(下記リンク参照)でR6について語り、非積層型センサーになるとコメントしています。これまでR1やR5 Mark IIに搭載される高速センサーについて述べてきたように、スピードには代償が伴います。一般にダイナミックレンジのわずかな低下やノイズ増加という形で現れます。実写で影響するかといえば、ほとんどないでしょうが、存在し測定可能ではあります。いずれにせよ、たとえ純粋な積層型センサーほど速くなくても、電子シャッターに十分対応できるだけの高速化にキヤノンは注力するだろうと私は考えます。

電子シャッターの速さは、積層型センサーを語る際に常に話題になる要素ですが、ローリングシャッター歪みをなくすために読み出しを速くできることだけが全てではありません。読み出しの速い積層型センサーは、デュアルピクセル方式のセンサーから得られるオートフォーカスの計算もより迅速に行えます。センサーそのものにAFロジックの一部を内蔵する場合さえあります。

このようにトレードオフがあり、読み出し速度を上げる代わりに画質面でわずかに不利になるとしても、動画を撮らず電子シャッターを使わない人にとっても他の利点で相殺されます。Jan氏は解像度の上昇にも触れており、私たちが以前に聞いていた「約3000〜3200万画素」という話とも一致します。

このセンサーの性格をめぐる噂にはかなりの揺れが見られます。キヤノンがこのカメラの仕様について何度か方針を変えた可能性もあり、それが情報の食い違いの原因かもしれません。過去には、キヤノンとニコンが競っていた頃、キヤノンは複数バージョンのカメラを開発し、ニコンの動きを見てからどれを出すか決めていた――そんな話もありました。真偽はともかく、同社の規模を考えればあり得そうな話ではあります。

ただし、R5 Mark IIとR6 Mark IIIのうち、こちらは「より手頃な」ボディになる想定です。したがって、R5 Mark IIやR3の機能を、より小型・低価格なボディにすべて詰め込むことは必ずしも期待すべきではありません。R6 Mark IIIに求められる用途を十分に満たすのであれば、性能をやや抑えたセンサーを採用するのは理にかなっていると私は考えます。

R6 Mark IIはどんなエルゴノミクスになるのか?

ボディ形状や操作性の面では、キヤノンはエルゴノミクスのレイアウトを固めており、R6 Mark IIに非常によく似たものになると予想します。

初代R5とR6は、R6 Mark IIとR5 Mark IIとはボタン配置が大きく異なっていました。R5 Mark IIは現時点で発売からまだ1年強しか経っていませんから、R6 Mark IIIにおいてもそれと大きな変更はないと見ます。

R6 Mark IIIに関するその他の詳細は依然としてはっきりしませんが、今週中に名前を明かせない情報源から、さらに詳しい話が入ってくることを期待しています。続報をお待ちください。

最近、キヤノンの新型機の噂情報で騒がしくなってきて、そろそろ何か発表されそうな雰囲気になってきました。

Canon RumorsはIBC 2025に合わせて何かしらの発表があると繰り返し伝えており、その可能性も十分にあるでしょう。IBC 2025は9月12日開催とのことなので、発表があるとすればその直前あたりまででしょうか?

ただ、R6 Mark IIが対象の「キヤノン 夏のキャッシュバック2025」キャンペーンが10月1日まで開催されており、その状況でR6 Mark IIIが発表されるとは個人的には思えません。

キャンペーンに関係ないR7 Mark II、あるいは全くの新モデルなら可能性はあるのかもしれませんが、Canon Rumorsが言うようにティーザー的な発表をするのであれば、R7 Mark IIではなくR6 Mark IIIの方が向いているような気はします。

いずれにせよあと10日ほど。発表されるのか、はたまた発表されないのか、続報に期待しましょう。

Source:R6 Mark III Rumors – Announcement Very Soon?

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