EOS R7 Mark II と EOS R6 Mark IIIの続報がCanon Rumorsに掲載されています。8月後半に予定されていたディーラー向けプレゼンテーションが保留になったとのことで、発表が遅れるのではないかと言われています。
Canon EOS R7 Mark II と EOS R6 Mark III の発表は遅れる?
これは、キヤノンから登場予定の最注目カメラ2機種に関する小さなアップデートです。新情報は多くありませんが、引き続きさまざまな話が編集部に届いています。
今月後半に予定されていた、新しいCinema EOSおよびEOS製品に関するディーラー向けプレゼンテーションが保留になったと聞いています。こうした会合は、主要製品の発表前に実施されるのが通例です。
遅延が関税に関連しているとは考えていません。各社は通常どおりのペースで新製品の投入を進めているようです。
何でもない話で、同じ時期に再スケジュールされるだけという可能性もあります。
世の中の大方の見方としては、EOS R7 Mark II と EOS R6 Mark III は第4四半期(Q4)の初めごろに出荷開始になるだろう、という長らくの噂があります。
先週、EOS R7 Mark II の噂スペックを受け取りましたが、その情報源は実績があまりなく、実績のある情報源からの裏付けを待っているところです。
Canon EOS R7 Mark II の噂スペック
- 33MP APS-C 積層型CMOS
- DIGIC X & DIGIC Accelerator
- ボディ内手ブレ補正 最大8.5段
- 約236万ドット OLED EVF
- 電子シャッター 40コマ/秒
- プリ連写(事前連写)
- カメラ内アップスケーリング
- 4K120 10ビット/C-Log 3
- R7より大きい筐体
Canon EOS R6 Mark III は、キヤノンにとって大きなリリースになるはずです。6シリーズはフルサイズミラーレスの中で最も売れていると複数の小売店から聞いています(もっとも、グローバルでは事情が異なるかもしれません)。
EOS R6 Mark III については裏付けの取れた仕様が多く出回っているわけではありませんが、EOS R5 Mark II のときと同様、キヤノンは情報管理を厳格に行うはずだと考えています。発表前に一部は出てきたものの、中核スペックが中心でした。
Canon EOS R6 Mark III の噂スペック
- 新開発の24MPセンサー(過去にはR3のセンサーという噂も)
- 積層型CMOS
- 読み出し速度はEOS R1とEOS R5 Mark IIの中間
- 新しい背面LCDのフリップ(バリアングル)機構
- DIGIC X & DIGIC Accelerator
- C-Log 2 & C-Log 3
- 6K RAW 60fps
- 4K 120fps
これから“たくさん”出てくる
2025年の残りの期間に、複数の発表が予定されています。Cinema EOS の新製品も含まれます。アムステルダムのIBCショーは来月で、キヤノンはこのショーに先立って主要発表を行うことがあります。
キヤノンは2025年末までに4~6本のレンズを発表すると見られます。年内出荷になることを期待したいところです。主力レンズに加えて、ニッチなレンズも数本発表されるでしょう。
過去に言及されたように、EOS R7 Mark II と EOS R6 Mark III が同時発表されるとしたら驚きですし、どちらかの発表が2026年にまでずれ込むことがあれば、それもまた驚きでしょう。
今後数週間のうちに、この2機種に関する追加情報が入ってくる見込みです。
8月末にキヤノンの大きな発表がありそうだとされていましたし、R7 Mark IIはそろそろなんて噂もありましたが、少し後ろにずれ込むような雰囲気が出てきています。とはいえ、2025年第4四半期の頭〜遅くとも年内にはという見立てのようです。
R7 Mark IIとR6 Mark IIIの毛色が違いすぎるので同時発表はないような気がしていますが、うーん。
個人的にはフルサイズのVシリーズの方が気になっているので、放送・メディア技術展のIBC2025合わせなら動画向けのフルサイズVシリーズに期待しちゃうんだけどなあ。いちおう年内の発表が予想されていますが、どうなることやら。
Source:Canon EOS R7 Mark II & EOS R6 Mark III Announcement Delays?