ソニーは2025年5月16日、フラッグシップノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」を正式発表しました。前モデルXM5から約3年ぶりのフルモデルチェンジとなる本機は、音質、ノイズキャンセリング性能、装着感、操作性など、あらゆる面で進化を遂げています。
🎧 WH-1000XM6の主な特長
最新ノイズキャンセリングプロセッサー「QN3」搭載
新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3」は、従来比約7倍の処理能力を誇り、マルチノイズセンサーテクノロジーと組み合わせることで、周囲の雑音をより精緻に検知・除去します。
合計12個のマイクによるマルチノイズセンサー
ヘッドバンド部とイヤーカップ部に配置された12基のマイクがリアルタイムでノイズを測定。騒音環境に応じて最適化されたキャンセリング動作を実現し、カフェや飛行機内でもクリアな静寂を提供します。
快適性と携帯性の両立
イヤーパッドには伸縮性のある柔らかい素材を採用し、長時間装着しても疲れにくい仕様に。さらに新設計の折りたたみヒンジとマグネット式クラスプを組み合わせた専用ケースで、持ち運びやすさも大幅に向上しています。
音質チューニングの強化
改良されたドライバーユニットにより、よりクリアでダイナミックなサウンド再生を実現。Sony | Headphones Connectアプリを通じたイコライザー調整機能や360 Reality Audio対応で、没入感の高い音楽体験を提供します。
通話品質の向上
AIベースのボイスアイソレーション機能を備え、周囲雑音を抑制して発話をクリアに伝達。Web会議や通話でもストレスなくコミュニケーションを行えます。
連続再生30時間&急速充電対応
フル充電で最大30時間の連続再生を実現。10分の急速充電で約5時間の再生が可能で、長時間の移動や出張時にも安心です。
仕様・発売情報
- 発売日:2025年5月30日予定
- 価格:日本国内ソニーストア販売価格59,400円(税込)
- カラーバリエーション:ブラック、プラチナシルバー(海外ではミッドナイトブルーも展開されますが、日本国内での発売は未定)
- 接続:Bluetooth 5.4(LDAC、LE Audio対応)、マルチポイント接続
- 充電ポート:USB-C
- 質量:約254g
まとめ
WH-1000XM6は、QN3プロセッサーと12マイクによる先進ノイズキャンセリング、快適性・携帯性の両立、そして充実した音質カスタマイズ機能を備えることで、前世代モデルを大きく上回る性能を実現しました。特に長時間の移動や騒音環境でのリスニングを重視するビジネスパーソンや音質にこだわるオーディオファンにおすすめです。
Source:ソニー